すごい本を読みました。
ビジネスウーマンの皆様にもぜひ読んでほしいです。
副題として「年功序列が奪う日本の未来」とあります。
OLはいつか結婚して、会社を辞めて家庭に入る...
という時代はすでに過ぎました。
女性も男性並みに、いやそれ以上に働く現在。
そんな女性にとっても、この本の内容は衝撃的でしょう。
自分自身の現状と未来をじっくり考えさせられます。
では、本編から一部抜粋してご紹介しましょう。
『昨年、大手企業に勤める32歳の友人と同窓会で
出会ったときのことだ。
彼はこんなことを言っていた。
「マイホームのローン支払いがきついんだ。
海外旅行や新車は、40過ぎて給料が上がるまでお預
けだな」
少し考えれば気づくことだが、この考えは、
「毎年きっちり給料が上がっていく」ことを前提と
している。
ちなみに、彼の会社は他の多くの企業同様、すでに
定期昇給は廃止済みであり、30代後半で基本給は
頭打ちになる。
あとは管理職ポストに上がるしか、大幅な年収アップ
は望めない。
そのことを指摘すると、一瞬で酔いがさめたような顔
をしていたのが印象的だった。
無理もない。
ポストに就けなければ、定年までローンの負担は軽く
なることはない。
いや、子供が成長するにつれ教育費などの出費は増える
から、むしろ生活は苦しくなるだろう。
そうなれば、旅行やピカピカの新車とは一生無縁の生活
が待っている。
「年功序列は終わった」と言われて久しいが、どうも
かなりの人間は、依然として(少なくとも自分たちの
周囲にだけは)それが存在していると思い込んでいる
ようだ。
もっとも、30代以上の社会人の多くは、かつて年功
序列時代を経験している。
単に昔の気分が抜けていないだけかもしれない。
だが、同様の思い込みは、それを知るはずもない学生
の間にも見られる。
彼らと話すと、
「○○の会社は30でいくら貰えますか?
40ならいくらですか?」
というような質問がしょっちゅう出てくる。
もう横並びで決まる時代ではないのだから、こちらと
してはなんとも答えようがない...
...今の時代、汗水たらして働いても、若いときの
苦労はけっして報われない。
自分の人生のレールがどこに続いているのか?
そもそもなんのために働くのか?
一度じっくり考えてみる必要があるだろう...』
いかがですか?
ちょっと心拍数上がりませんか?
続きは、ぜひ本を購入してお楽しみください。
「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
著者:城繁幸(じょうしげゆき)
光文社新書 定価700円
テーマ : 働く女性 - ジャンル : 就職・お仕事